満ちる

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すべてはこなしていくための時間、になってきている。
リセットしなければなぁ、と思った。
相棒さんとともに、少しだけ休暇をとった。


非日常の空間へ。
空は青く、花々は鮮やかに咲いていた。
いろいろな場所へ足を運んでみた。
初めて目にする色、初めて感じる味。
なのに、体に響いてこない。

最終日、海を眺めながらぼんやりと話していた。
たわいもない、話。
柔らかい風、波の音、木々の合間からの日差し。
体が柔らかくなる気がした。

今思えば、焦っていたのだと思う。
楽しまなければ、と。
時間を調整して、連れてきてくれた気持ちと
楽しませてくれようと、いろいろな場所へと
運んでくれたその優しい想いに
自分で自分をしばりつけてしまっていた。

家が一番いい表情をしていると言われた時
なんてガチガチな頭だったのか、と
自分のことながら驚いてしまった。
離れるつもりでいたのが、すっかり仕事を引きずって
持ち込んでしまっていたのは、自分自身だった。

いつだって、どこだって、自由になれる。
自分の気もちひとつで。
ばかだったなぁ。

岐路で手にした雑誌に載っていた、谷川さんの詩。

   どっかに行こうと私がいう
   どこ行こうかとあなたが言う
   ここもいいなと私が言う
   ここでもいいねとあなたが言う
   言っているうちに日が暮れて
   ここがどこかになっていく   
                     谷川俊太郎 『女に』

あぁ、そうだなぁと思った。
毎日を丁寧に重ねていくこと、を改めて想った。
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# by uminomiti | 2008-11-07 21:35 | とほほ。

発売5日にして、売り切れが出ているという事に驚いた。
何がかというと、来年の手帳の話。
今年も9/1から発売開始だったのだけど
もうすでに完売しているカバーの種類があった。
同じ好みの人がこんなにいるんだなぁ。
LOFTでの取り扱いも含め、結構な数のユーザーがいるのに
「私もですヨ~ほら。」と、遭遇する機会はいまだないのが残念。
お会いしたら、いろいろと話してみたいのになぁ。
(スガマニアも然りで・・)

毎年少しずつ改良され進化している、ほぼ日手帳。
はじめはこんなに分厚いものを
はたして使えるんだろうか?と思っていたが
使い始めるとこれがまた、癖になってしまった。

惹きつけるのは何か、といえば
細部まで遊び心がありつつ、使い勝手がよいこと。
ただのスケジュールを書くだけでなく
もっと創造的に使いたくなるつくりであること。
そして、毎年さまざまなカラーや柄のカバーが用意されること・・
とにかく、クスグリ度が満載。
飽きっぽい性分なのに
この手帳だけはもう4代目、だったりする。不思議。
白っぽいヌメ革が、一年たって飴色に変化していた。
目に見えて感じるのは、確実に過ぎ去った時間。

手帳を選ぶという行為は、健康的だなぁと思う。
新しい時間を想像し
ほんの少しの不安と、かすかな期待。
まだ見出していない何か、新しく動き出す何かに
出会えることを想像しながら。

みんなはどんな手帳を使っているんだろう・・?
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# by uminomiti | 2008-09-06 01:56 | とほほ。

ぐるりのこと。

平日の、休日。
『ぐるりのこと。』を、観てきた。

劇場内を見渡せば
年齢層高っ ほぼR35。
しかも、ほぼ連れ合いさんといらしている様子・・
(ドレスコードならぬ、会場コードなの・・?)
ひとり鑑賞は、ちょっと肩身が狭い感じだった。

映画の内容は、10年間の夫婦の時間。
それぞれの感情のやりとりやゆらぎが
繊細に日常の中にちりばめられていた。

ささやかで、代わり映えのない毎日だけれど
傍にいる人と積み重ねていく時間が
どれだけ大切なことの連続なのか

想いを伝え合うということが
どれだけ奇跡的な瞬間であるのか

それから逃げずに
傍にいつづけるということは
どういうことなのか・・。

人間同士がどう繋がって
どう関係を結び
その先に何が見えてくるのか、が
ゆるやかに、丁寧に描かれていた。

楽しいこと、つらいこと、悲しいこと、嬉しいこと・・
色々な感情を日々織り成し、明日へとながらえ
生き続けていく時間。

観終えた後
ジブンの大事な人と共有している時間を
より柔らかく豊かに
向かい合っていけたらなぁ、とシミジミ想った。
なんとなくすっきりと、地に足が着くような
そんな感触を覚えながら、映画館をあとにした。
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# by uminomiti | 2008-07-05 00:13 | なるほど。
ふと、なんとなく考えたこと、感じたこと、な日々。