人間が一番怖い。

一足早く試写を見ていた友人が
<色々な引き出しがある映画>と評していた
作品を観てきました。

「エミリー・ローズ」

CMでは、女性の動きや悲鳴が強烈なインパクトを
発していたけれども。
観た感じ、どちらかといえば
そんなに大げさな動きや音響などは使われてなく
淡々とそしてじわじわと描かれていて。
だから、余計に観る側に考えさせる。


< あなたならどう考えるだろうか。
        そして
         何を信じているのだろうか >


面白いな、と思ったのが
裁判という場が中心であるということ。
そして裁判における
事例の取り扱われ方。

「真実」をめぐる様々な視点。
それぞれの角度からの攻撃と攻防。
文化社会的な「法」という側面に対しての
「超自然現象」の取り扱われ方。
「正規医療(DSM)」と「民間医療(悪魔祓い)」。
「信仰心」と「宗教」。
「悪」と「悪魔」。

映画でもうひとつ取り扱って欲しかったな、と
思うのが、家族たちの想いの部分。
なぜ正規医療ではなくて、民間医療(悪魔祓い)を
選んだのか。
どのように決断し、選択したのか。
それを信頼する誘因というものは
どのようなことだったのか。
実話が元のこの映画。
家族たちの語りの部分を
ちょっと聞いてみたかったな~。

想像以上に面白かったなぁ。


でも。映画を観たその日の夜
寝る前にフト映画を思い出し(後悔)
恐怖に駆られてしまった。
「カミサマ、どうか3時に目が覚めませんように・・」
と願いながらフトンへ。

・・・やっぱり悪魔って、怖い。
そう考えているジブンの認識もちょっと怖い。
人間の頭の中が、一番怖いのかも。
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by uminomiti | 2006-03-13 01:29 | そして。
ふと、なんとなく考えたこと、感じたこと、な日々。